【冬の寒さと”かじかむ”手】
こんにちは、皆さん。やましたグリーンの庭師、たくまです。
今日は冬の庭と、そこから生まれる特別な感覚についてお話しします。
雪が積もった庭は、静寂と美しさが共存する素晴らしい光景です。冷たい雪を払いながらの作業は手をかじかませますが、それでも冬の季節感を存分に味わうことができ、大きな喜びです。
「かじかむ」という言葉は、寒さで手足が冷えて動きが鈍る様子を表す古語です。この言葉の由来は、寒さで身体が硬くなる様子を、かちかちと音がすることに例えたものと言われています。
また、寒さで肌が赤くなる様子を表す「かじか(赤赤)」という言葉からきているとも言われています。
この言葉は、冬の厳しい寒さを表現するのにぴったりで、日本語の豊かさを感じさせてくれます。冬の寒さの中にも、季節の変化を感じられるのは、庭師として大切な体験です。
冬の庭は、静かな美しさの中で、私たちに内省と落ち着きをもたらします。盆栽の手入れをしながら、または雪を払いながら、自然のリズムに耳を傾けることは、日常の喧騒から一時的に離れる素晴らしい機会です。
それでは、皆さんもこの冬、自然の美しさを感じながら、心温まる季節をお過ごしください。