10 怒りという感情を知る
あなたの「怒り」の感情
それは突然
胸のお底からぐわ～～っと
湧いてきて、爆発！！
そんな感じでしょうか
頭に血が登ってきて
メラメラと歯を食いしばるような感覚でしょうか
こう書いている私は、
自分の様子を表現している
体感者なのですが・・
よくよく考えてみると
「怒り」の前には
溜まりに溜まった物が「ある」んです
何があるんでしょ？
実は、この外にぶつけて行きたくなるのは
心のなかで耐えかねた感情を
守るために
「怒り」
となって衝突しているんですね。
怒りは「第二感情」なのです。
突然湧いてくる感じがしますが
いえいえ そうではありません。
その前の第一感情には、
悲しいな、惨めだな、寂しいな
認めてほしいななど
吐き出せていない
本当の感情があるのです。
これを自分で抱えて自分で感じる
ということは
よほど心が強くないと難しいです
向き合うと自分の心が持たないから
怒りにすり替えて自分の心を守っている。
「怒り」がそらしてくれているんです。
それを態度として表すのが
「アクティングアウト」です。
「アクティングアウト」は
心を守る働きでもあるのですが
向けられた人も自分もとても苦しいですし、
その人間関係には亀裂が入ってしまいます。
しかも身近な人ほどその態度で表してしまいます。
一番の身近というと
そう「自分」です。
自分に向けた「アクティングアウト」には
どんなものがあるか気づいてますか？
やけ食い、酔っぱらい、浪費、
ギャンブル、不倫など
「アクティングアウト」をすると
向き合いたくない不安、虚しさ、
劣等感を一時的に忘れさせてくれるのです。
そういえば・・・
実は私も、
毎晩お酒を吐くほど飲んでいた時期もあった。
と思い出しました。
そのくらい、自分では気づかない
ものでもあります。
このように知らず知らずのうちに
相手を傷つけたり、
自分を傷つけてしまう不健康、
非建設的な守り方が
「アクティングアウト」です。
自分も、他者にも
「心を守っている」
という自覚と理解から始めませんか？
そして、
悲しいな、惨めだな、寂しいな
認めてほしいななど
吐き出せていない
本当の感情は
心の土台作りと セルフラブのワークで
自分で抱え、自分で感じることが
できるようになります
そして、あなたの中にある
最高の輝きを見つけ
あなたの周りも
心地よく、照らしていくことができるのです
