金色のカーペットの上で
愛する貴女へひとりごと
昨日の上野駅周辺はイチョウが、
風に舞いハラハラと落ちていました
それはそれは美しく
アスファルトを覆い隠した、金色のカーペット
絵本の「葉っぱのフレディ」を思い出しながら
パートナーからこんな話を聞きました
「落葉樹の葉は、風に吹き飛ばされているようだけれど
自分で準備をして自ら舞い落ちるんだよ」
確かに・・風吹かなくても落ちることあるもんね
「しかも、緑色の時に持ってた栄養分は
枯れ落ちる前に樹に戻すんだよね」
へぇ～～～～っ
そんな作用があるんだ
「そう、地中から水分、外側から太陽の陽射しを受けて
光合成でできた栄養分をまた樹に返す
最後の最後まで返しきって散るの」
かっこいい！！
「その栄養分は根っこや幹の中にある若芽に蓄えられて
冬を越して来年の春
新たな生を生み出す力になる」
なんか、凄いね！！植物から学ぶ
「CIRCLE OF LIFE」巡る生命
ライオンキングの歌が頭の中を流れる
鼻の奥がツーンとして胸のあたりがジーンとする
「生命は永遠」
そう思いながら 今まで分かれてきた愛しい生命を思い出し
いずれ別れ逝く生命と向き合って見る時間を持つ
こみ上げる思い
「寂しさ」「辛さ」とは違う
もっと深くて
深いところで とても「温かい」
これが究極の「慈愛」なのかもしれないとも思う
「生」も歓喜「死」も歓喜と
仏教の教えにありますが
到底悟れない
別れは寂しい！！と思うのが人情！！
それでも、宇宙全体を一つの大海と表現し
個々の生命は波とすると
波の勢い良く立つときを「生」
波の沈み溶け込むを「死」とたとえ
「生」も「死」も宇宙と一体と説く表現に
「別れではないのかもしれない」と心安らぐ
昨年、自分の「死」を見つめる機会を頂いてから
様々なことへの執着を少しづつ諦め（明らかにして見つめ）
思うこと
いずれ私達に訪れるゴールに
「歓喜」して溶け込んでいけるなら最高じゃない！！
それができるっていうのだから、目指していこう
残していく人に笑顔で
「いい人生だった。ありがとう」と逝くことを！！
できることならやりきって、共感してもらえる
いや、諦めてもらえる
わたしらしい「生き方」を貫いていこう
すべてと繋がっている。
ならば、「大丈夫」だ。そう自分の覚悟が決まれば
導かれていくことでしょう
この年末に「心育て」をさらに充実させながら
「死」への思いを改めて、この人生に望みたいと思う
大切な人との別れ、自分の「生命」と向き合う時間を
持ってみてくださいね。
