明野サンフラワーフェス2026|40万本のひまわりが東を向く理由を動画で紹介

山梨県北杜市明野町で開催された**「北杜市明野サンフラワーフェス2026」**。

2026年8月10日に会場を訪れ、一面に広がるひまわり畑を撮影しました。

会場には合計約40万本のひまわりが植えられ、南アルプスや八ヶ岳などの山々を背景に、夏らしい景色を楽しむことができます。2026年の開催期間は7月18日から8月16日まででした。(北杜市公式サイト)

実際にひまわり畑を歩いていて、特に印象に残ったのが、

「たくさんの花が、ほぼ同じ方向を向いている」

という光景です。

ヒマワリというと、「太陽を追いかけて一日中向きを変える」というイメージがあります。

ところが、これは成長途中の若いヒマワリに見られる動きです。

花が成熟すると太陽を追う動きは少なくなり、多くの花が東を向いた状態で止まります。

なぜなのでしょうか。

今回は明野のひまわり畑の景色とともに、その不思議な性質について紹介します。

北杜市明野サンフラワーフェス2026とは

北杜市明野サンフラワーフェスは、山梨県北杜市明野町で開催される夏のイベントです。

2026年は7月18日から8月16日までの30日間開催され、メイン会場と農村公園会場に約40万本のひまわりが植えられました。(北杜市公式サイト)

2026年には、サンフィニティ、ハイブリッドサンフラワー、東北八重、コンサートベルなど複数のタイプのひまわりを楽しめる構成になっていました。(【公式】富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報)

会場の大きな魅力は、ひまわりだけではありません。

周囲には八ヶ岳、南アルプス、富士山などを望むことができ、花畑と山岳風景を一緒に楽しめるのも明野ならではです。(北杜市観光協会)

動画で実際のひまわり畑を確認

動画では、2026年8月10日に実際に明野サンフラワーフェスを歩きながら、ひまわり畑の様子を紹介しています。

広い畑に並ぶひまわりのスケール感や、たくさんの花が同じ方向を向いている様子にも注目してみてください。

そして、

「ヒマワリは太陽を追いかけるはずなのに、なぜ咲いた花は同じ方向を向いているのか?」

という疑問についても、実際の植物を見ながら考えていきます。

動画を見る際の注目ポイント

・一面に広がるひまわり畑のスケール
・多くの成熟した花が同じ方向を向いている様子
・花だけでなく、茎や葉がどのように育っているか
・明野の山々とひまわり畑がつくる景色

ヒマワリは本当に太陽を追いかける?

ヒマワリと聞くと、

「太陽の方向を向いて動く花」

という印象を持っている方も多いと思います。

これは間違いではありません。

成長途中の若いヒマワリは、朝には東を向き、日中は太陽の移動に合わせて西方向へ動きます。

そして夜になると、再び東を向くように戻ります。

この動きには、植物が持つ**概日リズム(体内時計)**が関係していることが研究で明らかになっています。(PubMed)

ところが、花が成熟するにつれて茎の伸長が少なくなり、この動きも止まっていきます。

そして成熟したヒマワリでは、花が東を向いた状態になる傾向があります。(カリフォルニア大学デイビス校)

つまり、

咲いたヒマワリが一日中太陽を追いかけているわけではありません。

ここが、実際のひまわり畑を見ていて面白いところです。

なぜ成熟したヒマワリは東を向くのか

なぜヒマワリは、最終的に東を向くのでしょうか。

UC Davisなどの研究では、東を向いた花は朝日を受けることで、朝の時間帯に西向きの花より早く温まりやすいことが確認されています。(カリフォルニア大学デイビス校)

研究では、東向きの花で花粉の放出や花の発達が早まり、朝の時間帯には訪花昆虫の活動とも関係することが報告されています。(カリフォルニア大学デイビス校)

ただし、ヒマワリが東を向く理由を「ハチを集めるためだけ」と断定するのは避けた方がよいでしょう。

2024年には、花の向きによって一日を通した訪花昆虫の総数には差が見られなかったとする別の研究も報告されています。(Wiley Online Library)

植物の行動には、一つだけではなく複数の要因が関係しています。

それでも、

成長中は太陽を追い、成熟すると東向きで止まる

というヒマワリの性質そのものは、とても興味深いものです。

40万本が同じ方向を向く景色

一本のヒマワリだけを見ていると、花の向きはそれほど気にならないかもしれません。

しかし、広い畑で何百本、何千本という花を一度に見ると、

「あれ?みんな同じ方向を向いている」

ということに気づきます。

今回の明野で私が面白いと感じたのも、この部分でした。

植物の性質が、大規模な花畑になることで目に見える「景色」になります。

普段は本や図鑑で知る植物の性質も、実際の場所へ行って観察すると、まったく違った面白さがあります。

早朝のひまわり畑も面白い

今回の撮影では、比較的早い時間帯のひまわり畑も観察しました。

朝の光は日中より柔らかく、ひまわりの黄色と周囲の山々もきれいに見えます。

また、成熟した花が東を向く性質を知ったうえで見ると、朝日の方向と花の向きを比べて観察する楽しみもあります。

単に「きれいな花畑を見る」だけではなく、

花はどちらを向いているのか?
若い株と成熟した株に違いはあるのか?
葉や茎はどのようについているのか?

そんなところまで少し意識すると、ひまわり畑の楽しみ方が広がります。

2026年の明野サンフラワーフェスは終了

北杜市明野サンフラワーフェス2026は、2026年8月16日で開催を終了しています。 開催時間は9時から17時、入場料は無料でした。(北杜市公式サイト)

開催期間中はメイン会場と農村公園会場が設けられ、メイン会場の普通車のひまわり協力金は1,000円、農村公園会場は500円でした。(北斗市公式サイト)

翌年以降の開催内容、開花時期、駐車場、料金などは変更される可能性があります。

次回訪れる場合は、北杜市やサンフラワーフェス公式サイトの最新情報を確認してください。

よくある質問

Q.明野サンフラワーフェスには何本のひまわりがありますか?

2026年は約40万本のひまわりが植えられました。(北杜市公式サイト)

広い会場に時期をずらしながらひまわりが植えられているため、開催期間中でも場所によって開花状況が異なります。

Q.ヒマワリは一日中太陽を追いかけるのですか?

成熟した花は、一日中太陽を追いかけるわけではありません。

若い成長段階では東から西へ太陽を追う動きが見られますが、成熟するとその動きが止まり、多くの花が東を向くようになります。(PubMed)

Q.なぜヒマワリは東を向くのですか?

東向きの花は朝日を受けて早く温まり、花の発達や花粉の放出などに影響することが研究されています。(カリフォルニア大学デイビス校)

植物の体内時計と成長の仕組みが、成熟した花の向きにも関係しています。

Q.明野サンフラワーフェス2026はまだ開催していますか?

2026年の開催は8月16日で終了しました。(北杜市公式サイト)

次回以降の開催情報については、北杜市などの公式発表をご確認ください。

まとめ

北杜市明野サンフラワーフェス2026では、約40万本のひまわりがつくる夏らしい景色を楽しむことができました。(北杜市公式サイト)

今回特に印象的だったのが、たくさんの成熟したひまわりが同じ方向を向いている光景です。

若いヒマワリは太陽を追って動きます。

しかし成長して花が成熟すると、その動きは止まり、多くの花が東を向くようになります。(PubMed)

「ひまわりは太陽を追う」という知識だけでは見過ごしてしまいそうな、植物の面白い変化です。

次にひまわり畑を訪れたときは、花の数や美しさだけでなく、

「花はどちらを向いているだろう?」

と少し観察してみてください。

実際の明野の景色や、たくさんのひまわりが並んで同じ方向を向く様子は、ぜひ記事内の動画でもご覧ください。

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