マキの雲龍仕立て剪定|庭師の判断と手仕事を動画で紹介
マキの雲龍仕立てを剪定するとき、どの枝を切り、どの枝を残せばよいのか迷うことがあります。
特に、長年仕立てられてきた木は枝が何段にも重なり、近くから見ているだけでは全体の形が分かりにくくなります。
今回の動画では、7月2日にマキの雲龍仕立てを剪定しました。
剪定方法を説明する場面だけでなく、庭師が木を見ながら考え、無言で枝を選び、少しずつ形を整えていく場面も多く収録しています。
単に「どこを切るか」だけではなく、庭師は剪定中に何を見ているのか。
今回は、そんな手仕事の時間も含めて紹介します。
動画でマキの雲龍仕立て剪定を確認
今回の動画では、枝の長さや濃さ、細かな段の重なりを確認しながら、マキの雲龍仕立てを整えていきます。
剪定している手元だけでなく、
・どの範囲を見ながら作業しているか
・長く伸びた部分をどう見つけているか
・どのタイミングで木全体を確認しているか
にも注目してみてください。
動画では、解説のない剪定シーンも多くあります。
その時間も、ただ黙って枝を切っているのではなく、木の形を確認し、次に触る場所を判断している時間として見ていただけると、剪定の考え方がより伝わりやすいと思います。
今回のマキの状態
今回剪定したのは、雲龍仕立てにされたマキです。
枝が細かな段を作りながら伸びており、部分によっては枝が長くなり、葉が重なって濃く見えるところがありました。
こうした仕立て物では、単純に飛び出した枝だけを短くすればよいとは限りません。
一つの枝を切ることで、その周囲の枝との関係や、全体の見え方も変わります。
そのため今回は、一定の範囲ごとに確認しながら、少しずつ剪定を進めました。
今回の結論
マキの雲龍仕立てを剪定するときは、最初から完成形をすべて決めるのではなく、
確認する範囲を決め、基準となる枝を見ながら少しずつ仕上げていく
ことが大切です。
剪定にはある程度の基準がありますが、すべてをルールだけで決められるわけではありません。
枝を切ったあとに少し離れて木を見る。
周囲とのつながりを確認する。
そして、次に切る場所を決める。
この繰り返しで、少しずつ全体の形を整えていきます。
今回の剪定のポイント
1.確認する範囲を決める
枝が多い木を一度に全部見ようとすると、どこから手を付ければよいのか分かりにくくなります。
今回も、まず作業する範囲を確認し、その中で枝の状態を見ながら進めました。
範囲を区切ることで、剪定の基準を持ちやすくなります。
2.長く伸びて濃く見える部分を見る
周囲より長く伸びている枝や、葉が重なって濃く見える部分は、樹形のバランスを崩していることがあります。
近くからだけでなく、少し離れて見ることで、こうした部分を見つけやすくなります。
3.細かな段のつながりを確認する
雲龍仕立てでは、枝がいくつもの段を作っています。
一つの枝だけを見るのではなく、上下や前後の枝とのつながりを確認しながら整えます。
4.基準と感覚の両方で仕上げる
剪定では、「この枝は残す」「ここは整理する」といった基準があります。
一方で、最後は全体を見たときの枝の流れや、木の見え方も重要です。
今回の動画では、基準を持ちながら、最後は木全体を見て判断していく過程も確認できます。
初心者が注意したいこと
雲龍仕立てのように枝の構成が複雑な木は、最初から一気に仕上げようとしないことが大切です。
一か所だけを見続けていると、その部分を切りすぎてしまうことがあります。
ある程度剪定したら、少し離れて全体を見る。
そして次に触る場所を決める。
この繰り返しで進めると、全体のバランスを確認しやすくなります。
迷った枝は、すぐに切らずに一度残しておくのも一つの方法です。
よくある質問
Q.マキの雲龍仕立ては、どこから剪定すればよいですか?
まずは確認する範囲を決め、その中で長く伸びている部分や濃く見える部分を確認します。
一度に木全体を仕上げようとせず、範囲を区切りながら進める方が判断しやすくなります。
Q.飛び出した枝だけ切ればよいですか?
飛び出した枝だけでなく、周囲の段や枝とのつながりも確認します。
一つの枝を短くしたことで、別の枝が目立つこともあります。
Q.どの枝を残せばよいか分かりません
周囲の枝との関係を見ながら、基準となる枝を確認します。
近くからだけでなく、少し離れて全体を見ることで、残したい枝が分かりやすくなることがあります。
Q.庭師は最初から完成形を決めているのですか?
今回の作業では、一定の基準を持ちながら、その都度木を確認して進めています。
剪定によって見えてきた形を確認しながら、少しずつ仕上げていきます。
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まとめ
マキの雲龍仕立て剪定では、枝を切る技術だけでなく、木を見ながら判断していく時間も大切です。
確認する範囲を決め、長く伸びた部分や濃く見える部分を整理しながら、細かな段や枝の流れを確認します。
そして、基準だけに頼らず、最後は木全体を見たときのバランスも見ながら仕上げていきます。
実際にどのタイミングで木を見て、どのように次の枝を判断しているのかは、文章だけでは伝わりにくい部分です。
ぜひ記事内の動画で、庭師が木と向き合いながら仕上げていく過程も確認してみてください。
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