庭木の剪定は下手でも大丈夫|放置せず自分で切る意味を動画で解説

植木のお手入れ

庭木がボサボサに伸びていても、どこを切ればよいか分からず、そのまま放置していませんか。
剪定に慣れていない方ほど、
「形を崩したらどうしよう」
「切りすぎて枯らしたら怖い」
「植木屋さんのように、きれいに切れない」
と考えてしまうものです。
しかし、プロのように美しく仕上げられなくても、自分でできる範囲を剪定することには大きな意味があります。
枝葉が密集した状態を少し整理するだけでも、木の内側まで光が入りやすくなります。内側から新しい芽や枝が育てば、将来庭木を小さく整える時に、残せる枝の選択肢が増えていきます。
今回は、6月20日に行った成長の早い常緑樹の剪定を例に、初心者が自分で庭木を管理する時の考え方を紹介します。
動画では、一本立ちで育てているレッドロビンをモデルにしていますが、同じように枝が伸びやすく、毎年大きくなる庭木にも応用できる内容です。
動画で庭木の剪定方法を確認
動画では、ボサボサに伸びた庭木を、剪定ばさみで切れる範囲から少しずつ小さくしています。
以前剪定された古い切り口を目印にする方法や、木の上から下へ作業する順番、窓や建物に当たる枝の整理、安全な園芸用三脚の使い方などを、実際の作業を通して確認できます。

動画を見る際は、次の点に注目してください。
以前切られた位置を、どのように見つけているか
上部と下部で、枝の切り方をどう変えているか
完璧な樹形を目指さず、どの程度で作業を終えているか
今回の庭木の状態
今回剪定した木は、前年の剪定後から枝が長く伸び、全体がボサボサに見える状態でした。
外側には多くの葉がありますが、枝葉が密集しているため、木の内側には光が入りにくくなっています。
また、窓や建物の近くまで枝が伸びており、庭木の大きさを再び抑える必要がありました。
このような状態を長く放置すると、外側の枝ばかりが強く伸び、内側にある細い枝が弱ったり、枯れたりすることがあります。
将来庭木を小さくしたいと思った時に、ちょうどよい位置に残せる枝がなくなる可能性もあります。
今回の結論
剪定は、最初からきれいに仕上げる必要はありません。
多少デコボコになっても、伸びた枝を切って内側に光を入れることで、将来使える新しい枝が育つ可能性を残せます。
切ることを怖がって何年も放置するより、剪定ばさみで切れる範囲から少しずつ手を入れる方が、庭木を小さく維持するための選択肢を残しやすくなります。
今回の動画では、以前切られた跡を目印にして、そこから新しく伸びた枝を切り戻しました。
まったく新しい樹形を一から作ろうとせず、以前の剪定位置をなぞることで、初心者でも切る場所を判断しやすくなります。
今回の剪定のポイント
1.以前の切り口を目印にする
庭木には、以前剪定された古い切り口が残っていることがあります。
その位置を目印にして、そこから新しく伸びた枝を切り戻します。
動画では、古い切り口の近くまで枝をたどり、少し枝を残して剪定しています。
一から理想の形を考えるより、以前の樹形をなぞる方が、初めて剪定する方には分かりやすい方法です。
2.木の上部から作業する
作業は木のてっぺんから始め、その後に側面や下部を整えました。
上部を先に小さくすると、全体の高さや輪郭を確認しやすくなります。
また、切った枝が下の枝に引っかかりにくく、作業も進めやすくなります。
最初から細かな形を整えるのではなく、まず高さを決め、その後に横へ張り出した枝を整理していきます。
3.木の内側へ光を入れる
外側の長い枝や、真上へ強く伸びた枝を整理すると、木の内側まで光が入りやすくなります。
内側に光が届けば、残っている芽や細い枝が育つ可能性があります。
そこで育った枝が、将来さらに庭木を小さくする時に残せる枝になります。
今回の剪定で最も大切にしたのは、現在の仕上がりを完璧にすることではなく、数年後に使える枝が育つ環境を作ることです。
4.窓や建物に当たる枝を切る
窓に当たる枝や、建物へ接触している枝も優先して剪定しました。
枝が外壁や窓に触れ続けると、風でこすれたり、視界を遮ったりする原因になります。
ただし、窓の目隠しとして必要な場所には、ある程度葉を残します。
すべてを同じ濃さに切るのではなく、住まい方に合わせて葉の量を調整することが大切です。
5.完璧な丸い形を目指さない
剪定後に多少のデコボコがあっても、最初は問題ありません。
自然の木は、すべての枝が同じ長さできれいにそろうものではありません。
初心者が自分で剪定する場合は、細かな見た目よりも、次のことを優先しましょう。
木を一回り小さくする
建物に当たる枝を切る
内側へ光を入れる
将来使える枝を育てる
新しい枝が伸びてきた後に、再び形を調整することもできます。
初心者が注意したいこと
園芸用三脚を使用する時は、付属の安全チェーンを必ず張り、後ろ脚が開いたり滑ったりしないようにしてください。
届かない枝を無理な姿勢で切ろうとせず、三脚をこまめに移動し、安定した位置から作業します。
剪定ばさみで無理に太い枝を切ろうとすると、手を傷めたり、切り口が荒れたりすることがあります。
太い枝には剪定ノコギリを使用し、自分で安全に対応できない高さや太さの枝は、専門家へ依頼してください。
自分で切れる枝は毎年少しずつ剪定し、難しい部分だけ数年に一度プロへ頼む方法でも構いません。
すべて自分でやろうとせず、安全にできる範囲を見極めることが大切です。
よくある質問
Q.庭木の剪定は初心者でもできますか?
剪定ばさみで安全に切れる範囲であれば、初心者でも挑戦できます。
今回のように、以前切られた跡が残っている場合は、その位置を目印にすると判断しやすくなります。
最初から樹形全体を作ろうとせず、分かりやすい長い枝から少しずつ進めてください。
Q.剪定後の形がデコボコでも大丈夫ですか?
多少のデコボコは問題ありません。
今回の目的は、完璧な丸い形を作ることではなく、庭木を小さくし、内側へ光を入れることです。
細かな形は、新しい枝が伸びてから再び調整できます。
Q.枝の途中で切っても芽は出ますか?
動画では、ちょうどよい位置に葉や細い枝がない場所について、枝の途中で切り、新しい芽が出るか様子を見る方法も紹介しています。
ただし、すべての枝が同じように芽吹くとは限りません。
残せる葉や短い枝がある場合は、それらを優先して残しましょう。
Q.ボサボサでも切らずに残した方が安全ではありませんか?
長期間放置すると、木の内側へ光が届かず、内側の枝が弱ることがあります。
安全に切れる範囲で外側の長い枝を整理すれば、内側へ光が入り、新しい枝が育つ可能性を残せます。
ただし、季節や樹種、木の状態によって強く切らない方がよい場合もあるため、一度に葉を減らしすぎないよう注意してください。
Q.自分ですべて剪定しなければいけませんか?
すべて自分で行う必要はありません。
剪定ばさみで切れる枝は自分で行い、太い枝や危険な高所だけ専門家へ依頼する方法でも、管理費を抑えながら庭木を維持できます。
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まとめ
庭木の剪定は、プロのように美しく仕上げることだけが目的ではありません。
伸びた枝を少し切って木の内側へ光を入れることで、新しい枝が育つ可能性を残せます。
そこで育った枝は、将来庭木を小さく維持するための大切な選択肢になります。
ボサボサの庭木を前に迷っている方は、まず剪定ばさみで安全に切れる一本から始めてみてください。
具体的な切る位置や作業の順番、剪定後の変化は、記事内の動画でご確認いただけます。

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