東京ビジネスデザインアワード2026のテーマ企業に選定されました|庭木を廃棄せず循環させる新たな挑戦

株式会社やましたグリーンは、このたび「2026年度 東京ビジネスデザインアワード(TBDA)」のテーマ企業に選定されました。

2026年9月2日14時に正式に情報解禁となり、私たちが提示したテーマ「庭木を廃棄せず循環させる植木事業」について、全国のデザイナーやプランナーから新たな事業提案の募集が始まっています。

これまで私たちが取り組んできた「植木の里親」を、さらに社会へ広げていくための新しい挑戦です。

東京ビジネスデザインアワード(TBDA)とは

東京ビジネスデザインアワードは、東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会が企画・運営する、都内中小企業とデザイナーをつなぐ企画提案型のデザインコンペティションです。

企業が持つ技術や素材、サービスなどを「テーマ」として提示し、それに対してデザイナーが、新商品や新しい用途、ビジネスモデルなどを含めた事業提案を行います。

単に商品の見た目をデザインするのではなく、企業の持つ強みを、新しい事業へつなげていくことを目的としている点が大きな特徴です。

2026年度は8つの企業テーマが選定され、その一つとして、八王子市の株式会社やましたグリーンが選ばれました。

私たちのテーマは「庭木を廃棄せず循環させる植木事業」

今回、東京ビジネスデザインアワードで発表された私たちのテーマは、

「庭木を廃棄せず循環させる植木事業」

です。

やましたグリーンでは2012年から、相続や建て替え、高齢化などによって維持することが難しくなった庭木を引き取り、新たに必要としている人へつなぐ「植木の里親」という活動を続けています。

これまでに3,000本を超える植物を引き取り、そのうち2,300本以上を個人宅、企業、保育園、福祉施設、寺院、店舗などの新しい場所へつないできました。

庭木は大きく育つまでに何十年という時間がかかります。

しかし、住宅の建て替えや相続、管理する人の高齢化など、人間側の事情によって、まだ元気に生きている木が伐採されてしまうことも少なくありません。

私たちは、そうした庭木を単に「処分するもの」として見るのではなく、もう一度誰かのもとで生き続けることのできる緑の資源として考えてきました。

「植木の里親」を次の段階へ

植木の里親を始めてから10年以上が経ちました。

活動を続ける中で、植物を引き取る仕組み、掘り取りや運搬、養生、そして新しい里親へ届けるところまで、多くの経験を積み重ねてきました。

一方で、大きな庭木を社会の中で循環させていくためには、造園会社の技術だけでは解決できない課題もあります。

  • 大きな庭木を必要としている人や施設と、どのようにつなぐのか
  • 庭木が持っている価値や物語を、どのように伝えるのか
  • 移植や運搬にかかる費用を含め、継続可能な事業としてどう成立させるのか
  • 企業や公共施設など、これまでとは違う場所でどのように活用してもらうのか

今回の東京ビジネスデザインアワードでは、こうした課題に対して、私たち造園業とは異なる視点を持つデザイナーやプランナーの皆さんと一緒に、新しい可能性を探していきます。

庭木を「廃棄物」から「緑資源」へ

私たちが目指しているのは、単に庭木を引き取る件数を増やすことではありません。

「庭木は、不要になったら切るもの」から、「次の場所へ引き継ぐことのできるもの」へ。

そんな選択肢が当たり前に存在する社会にしていきたいと考えています。

何十年も家族と一緒に過ごしてきた木。

家を建てたときに植えた記念樹。

先代から受け継いできた庭木。

植物には、大きさや樹種だけでは表すことのできない、その場所で過ごしてきた時間があります。

その木が生き続けられるのであれば、伐採する以外の道も残したい。

それが、私たちが「植木の里親」を続けている理由です。

9月2日からデザイン提案の募集がスタート

2026年9月2日14時、東京ビジネスデザインアワードの2026年度テーマが正式に公開され、デザイン提案の募集が始まりました。

募集期間は2026年9月2日から10月27日までです。

やましたグリーンのテーマに興味を持っていただいたデザイナーやプランナーの皆さまから、どのような提案をいただけるのか、私たち自身もとても楽しみにしています。

また、9月15日には東京ミッドタウン・デザインハブで、テーマ企業とデザイナーが直接交流できる「コミュニケーションデー」も開催されます。

さらに9月24日には、八王子市にあるやましたグリーンの本社・植物管理地で、応募を検討しているデザイナーを対象とした会社訪問・現場見学も予定されています。

植物と人が、もう一度出会える仕組みをつくる

やましたグリーンの理念の一つに、「植物と人が親友に」があります。

植物を守ることだけが目的ではありません。

植物と人との関係をどうつくり、その関係を次の世代へどう引き継いでいくのか。

今回の東京ビジネスデザインアワードへの参加を通じて、私たちだけでは思いつかなかった発想や、新しい仕組みが生まれることを期待しています。

「植木の里親」から始まった取り組みが、庭木を社会の中で循環させる新しい文化へ。

これからデザイナーの皆さんとどのような出会いがあり、どのような形へ発展していくのか、今後もこちらのブログでお知らせしていきます。

東京ビジネスデザインアワード2026 公式情報

今回のテーマ発表およびデザイン提案募集については、下記の公式サイトでも紹介されています。

最新のお知らせ

植木のご相談・お問い合わせ

植木の里親やお庭づくりやお手入れなど、植木に関することはお気軽にご相談ください。

LINE公式アカウント
LINEでお問合わせ