徒長枝の剪定方法|太くなった不要枝はどこで切る?ベニカナメモチで解説

植木のお手入れ

庭木を見ていると、ほかの枝よりも勢いよく真上へ伸びる枝が出てくることがあります。これが「徒長枝」です。

細いうちは簡単に切れますが、そのまま放置すると驚くほど太く、長く成長することがあります。

今回は、ベニカナメモチに出た約4mまで伸びた太い徒長枝を実際に剪定しながら、徒長枝はどこで切るのか、太くなってしまった場合はどう考えるのかを紹介します。

太くなった徒長枝の剪定方法を動画で確認

今回のベニカナメモチには、長く伸びて木の上部まで突き抜けた強い徒長枝が数本ありました。

動画では、太くなった徒長枝を実際に切りながら、切る位置、安全な処理方法、その後の枝の整え方まで紹介しています。

徒長枝とは?基本的には不要枝として考える

徒長枝は、ほかの枝に比べて勢いよく上へ伸びる枝です。

今回の動画では、徒長枝を基本的には不要枝として、早めに元から切るという考え方で剪定しています。

特にベニカナメモチのように強く枝が伸びる木では、下の方から出た徒長枝がそのまま木の一番高いところまで伸びてしまうことがあります。

細い段階で見つけて処理しておけば簡単ですが、放置して太くなるとノコギリが必要になり、作業も大掛かりになります。

太い徒長枝はどこで切る?基本は元から切る

今回のように太くなった徒長枝でも、基本的な考え方は同じです。

不要な徒長枝であれば、できるだけ発生している根元付近から切ります。

ただし、太く長く育った徒長枝は重量があるため、切った瞬間に予想しない方向へ動くことがあります。

  • 枝がどちらへ倒れそうか確認する
  • 周囲の枝や建物、人に当たらないか確認する
  • 倒れる方向が判断しにくい場合は慎重に切る
  • 必要に応じて高い位置で一度切り、枝を小さくしてから処理する

動画では、一本は根元付近から切り、もう一本は安全を考えて少し高い位置で先に切っています。

徒長枝を先に切ると、その後の剪定がしやすくなる

大きな徒長枝を先に取り除くと、木全体の枝ぶりがかなり見やすくなります。

今回も、太い徒長枝を取り除いたあとに、残った枝を見ながら通常の切り戻し剪定を行いました。

徒長枝が強く出ている木では、まず不要枝を整理し、そのあと残す枝を選ぶという順番で考えると剪定しやすくなります。

ベニカナメモチでは、徒長枝を取った段階でかなり樹形が整理され、その後は長い枝を軽く切り戻す程度で形を整えやすくなります。

太い徒長枝を切ったあとは葉を減らしすぎない

大きな徒長枝を何本も切ると、それだけでも木全体の葉の量が大きく減ります。

そのため、残った枝まで一気に減らしすぎないことも大切です。

動画では、本来なら整理することもある交差枝でも、葉を残すためにあえて残している部分があります。

不要枝だからといって機械的にすべて切るのではなく、木全体にどのくらい葉が残っているかを見ながら判断することがポイントです。

小さな徒長枝は太くなる前に早めに切る

今回の大きな徒長枝も、最初は細い枝でした。

同じベニカナメモチを見ると、株元や幹の途中から細い徒長枝がたくさん伸びていることがあります。

こうした枝を放置すると、上へ上へと成長し、やがて太い枝になります。

細いうちであれば剪定ばさみで処理しやすいため、見つけた段階で早めに切っておく方が、その後の管理はずっと楽です。

複数本がまとまって出ている場合や、すでに太くなっている場合は、剪定ばさみよりノコギリを使った方が早いこともあります。

徒長枝を残すこともある?枝の更新では例外もある

徒長枝は基本的には不要枝として切りますが、すべて必ず切るというわけではありません。

古い幹を更新したい場合など、新しく伸びた枝を将来の枝として利用することもあります。

今回のベニカナメモチでは、元の幹にしっかり葉があり、まだ十分に育っているため、下から伸びた徒長枝は基本的に切る判断をしています。

徒長枝剪定のよくある質問

徒長枝はすべて元から切ればいいですか?

基本的には不要枝として元から切ります。ただし、古い幹を更新するために新しい枝を利用する場合など、残すこともあります。木全体の状態を見ながら判断してください。

太くなった徒長枝も元から切れますか?

今回の動画では太くなった徒長枝も元付近から切っています。ただし、長く重たい枝は切った瞬間の動きが大きくなるため、倒れる方向や周囲の安全を十分に確認して作業します。

細い徒長枝はいつ切ればいいですか?

動画では、太くなる前に早めに処理することをおすすめしています。細いうちであれば剪定ばさみでも処理しやすく、管理の負担を減らせます。

徒長枝を切るだけでも樹形は整いますか?

徒長枝が強く出ている木では、それを取り除くだけでもかなりすっきりすることがあります。そのあとに長い枝を軽く切り戻していくと、全体を整えやすくなります。

関連動画|不要枝を見極める

徒長枝だけでなく、剪定で切るべき不要枝の見分け方はこちらの動画でも紹介しています。

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徒長枝は太くなる前の早めの剪定が大切

徒長枝は、細いうちは簡単に処理できますが、放置すると数mまで伸び、太い枝になってしまうことがあります。

基本は、不要な徒長枝を早めに元から切り、そのあとで残す枝を選んで整えていくことです。

庭木を剪定するときは、まず徒長枝などの不要枝を確認してみてください。それだけでも木全体の形が見えやすくなり、その後の剪定が進めやすくなります。

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