木登り剪定|安全な足場から手の届く範囲で枝を整える方法|モクレン

植木のお手入れ

大きく育ったモクレンを剪定するとき、木に登ると「外から樹形を見ながら切る」ことが難しくなります。

そこで今回の剪定では、見た目を優先して遠くの枝まで無理に手を伸ばすのではなく、自分が安全に立てる場所を決め、そこから手の届く範囲で枝を整えるという考え方で作業しました。

木の上で剪定するときは、きれいな樹形を作ること以上に、まず安全に作業できることが大切です。この記事では、実際のモクレン剪定をもとに、木登りで枝を切る順番や立ち位置、太い枝を扱うときの考え方を紹介します。

モクレンの木登り剪定を動画で確認

木登り剪定では安全に立てる場所を最初に決める

今回のモクレンでは、木に登りながら上から順番に剪定していきました。

このとき最も大切にしたのが、足をしっかり掛けられて、安全に立てる場所から作業することです。

木の上では、「あと少し先を切れば形がきれいになる」と思っても、そのために体を大きく乗り出すと危険になります。

届かない枝を無理に追いかけるのではなく、自分が安定して立てる場所を基準に剪定していきます。

モクレン剪定は手の届く範囲で切っても樹形を整えやすい

木の上にいると、地上から木全体を眺めながら剪定することができません。

そこで今回は、安全な位置に立ったら、そこから腕を伸ばして届く範囲の枝を順番に切っていきました。

イメージとしては、自分を中心にコンパスで円を描くように、手が届く範囲を整えていく方法です。

見た目だけを考えて左右の長さを細かく合わせようとすると、より遠くの枝へ手を伸ばしたくなることがあります。

しかし、安全な位置から届く枝を整えていくだけでも、結果として大きく樹形を崩さずまとめることができます。

モクレンの木登り前に枯れ枝を確認する

木に登る前には、作業の邪魔になる枝や枯れ枝を確認します。

枯れた枝に手や足を掛けると、途中で折れる可能性があります。今回も、登る場所の近くにある枯れ枝は先に取り除いてから作業を始めました。

登るときには覚えていても、剪定後に降りるときには存在を忘れてしまうこともあります。

木登りを始める前に、足元や体の周囲に危険になりそうな枝がないか確認しておくことが大切です。

越境したモクレンの枝は優先して整理する

今回のモクレンでは、敷地の外側へ大きく伸びている枝もありました。

こうした「確実に整理する必要がある枝」は、剪定の早い段階で判断しやすい部分です。

枝の付け根から明らかに敷地外へ向かって伸びているものは元から整理し、その後に残った枝を見ながら全体を整えていきます。

一方で、葉をどれくらい残すか迷う枝については、全体の様子が分かってから判断する方法もあります。

太い枝は一度に落とさず先に軽くする

木の上で太い枝を切る場合、枝の重さにも注意が必要です。

重い枝をいきなり最終的な切り位置から落とそうとすると、切りにくくなったり、枝が裂けたりすることがあります。

今回の作業では、先端側の枝を先に何本か落として重量を減らし、その後に本来切りたい位置で仕上げる方法を使っています。

枝が大きく広がって下へ降ろしにくい場合は、木の上で小さく分け、扱いやすい状態にしてから下ろします。

下枝を残して切った枝を受け止める方法もある

今回のモクレン剪定では、下枝をすぐに全部切らず、上から落とした枝を途中で受け止めるために利用する場面もありました。

上の枝を切ったとき、そのまま地面まで落ちず、下枝の上で一度止まってくれるため、枝を扱いやすくなることがあります。

ただし、下枝を先に切るか残すかは、木の状態や周囲の状況によって変わります。

今回は最後に役目を終えた下枝を整理し、全体を敷地内に収めました。

届かないモクレンの枝は無理に切らなくていい

木登り剪定で重要なのは、「切りたい場所」よりも安全に切れる場所を優先することです。

例えば、遠くの枝を切るために体を大きく乗り出さなければならない場合は、無理にその位置まで届かせる必要はありません。

一つ手前の枝分かれまで戻ったり、葉が残る位置で切ったりして、安全に作業できる場所を選びます。

枝先の枯れた部分なども、無理なく届けば処理し、届かなければ無理に取りにいかないという判断も必要です。

モクレンの木登り剪定でよくある質問

木に登れば外から見なくても樹形は整いますか?

今回の作業では、安全に立てる位置から手の届く範囲を順番に剪定することで、大きく樹形を崩さず整えることができました。木の状態によって異なりますが、無理に遠くの枝まで形を合わせにいかないことがポイントです。

届かない枝はどうすればよいですか?

体を大きく乗り出す必要がある場合は、無理に届かせず、安全に切れる位置まで戻って剪定します。まず安全に切れるかどうかを判断基準にしてください。

太いモクレンの枝はどのように切りますか?

今回の作業では、先に枝先を落として重量を減らし、その後に本来切りたい位置で仕上げました。大きな枝を一度に扱わず、小さくしてから下ろす方法も使っています。

木登り剪定が難しい場合はどうすればよいですか?

安全に立てる場所を確保できない、木の上での作業に不安があるなどの場合は、無理に自分で作業せず専門家へ依頼してください。

関連動画|近隣トラブルを防ぐ庭木剪定

庭木の越境や近隣への影響が気になる場合はこちらの動画も参考にしてください。

おすすめの剪定道具

剪定ノコギリ アルス魁 先細

Amazon:
https://amzn.to/4xFIbtp

楽天:
https://a.r10.to/hP9fCR

アルス剪定鋏 VS-7Z

Amazon:
https://amzn.to/4qpiwmo

楽天:
https://a.r10.to/h5AIaP

岡恒 植木鋏 A型

Amazon:
https://amzn.to/3U0XrT2

楽天:
https://a.r10.to/hgSLv4

※上記商品リンクは Amazon アソシエイト、楽天アフィリエイト等を利用しています。
ご購入いただくことで、チャンネル運営の支援になります。
(ご購入金額は通常の販売価格と変わりません)
いつもご協力ありがとうございます!

モクレンの木登り剪定は安全に切れる範囲を基準にする

木登り剪定では、地上から見た完璧な樹形を追いかけるよりも、自分が安全に作業できる場所を基準にすることが大切です。

安全に立てる場所を決め、そこから手の届く範囲を切る。次にまた安全な位置へ移動して、その周囲を整える。

この考え方で作業すれば、無理に遠くへ手を伸ばさなくても、モクレン全体を少しずつコンパクトに整えていくことができます。

木の状態や高さによって難易度は大きく変わります。少しでも危険を感じる場合は無理をせず、安全を最優先にしてください。

最新の記事

植木のご相談・お問い合わせ

植木の里親やお庭づくりやお手入れなど、植木に関することはお気軽にご相談ください。

LINE公式アカウント
LINEでお問合わせ