生垣の剪定を楽にする方法|幹を間引いて薄く管理しやすい形へ

植木のお手入れ

毎年伸びる生垣を剪定するのが大変になってきた。そんなときは、伸びた枝を毎年切るだけでなく、生垣そのものの厚みや幹の本数を見直すという方法があります。

今回剪定するのは、長年育って幹や枝が密集してきたアラカシの生垣です。

表面を整えるだけではなく、混み合った部分の幹を根元から間引き、枝を切り戻しながら、今後できるだけ管理しやすい生垣へ更新していきます。

アラカシ生垣を管理しやすくする剪定を動画で確認

今回の剪定では、どの幹を残して、どの幹を抜くのかを実際の生垣を見ながら判断しています。

幹を間引いたあとの枝の残し方や、高さ・厚みを整えていく様子も動画で確認できます。

毎年の生垣剪定が大変になる理由を骨格から見直す

今回のアラカシは、長年育ったことで幹と幹の距離が近くなり、枝葉も厚くなっていました。

こうした状態で毎年伸びた部分だけを切っていると、生垣の骨格そのものは密集したままです。

そこで今回は、枝先だけではなく幹そのものを数本間引くところから剪定を始めました。

3本近く並んでいるところでは真ん中の幹を候補にしたり、ほかの幹と接触しているもの、手前へ大きく張り出しているものなどを確認しながら整理しています。

同じ生垣を1年前に剪定した様子

このアラカシの生垣は、1年前にも剪定しています。前年の状態や高さを整える剪定については、こちらの動画も参考にしてください。

関連動画:生垣剪定 綺麗に低くする方法

幹を間引いて生垣を薄くする

今回の大きなポイントは、表面の枝葉だけではなく、生垣の骨格となっている幹から整理することです。

実際の作業では、大小あわせて5〜6本ほどの幹を間引きました。

幹を抜くと、一時的に葉が少なくなったり、部分的に空間ができたりすることがあります。

今回は、その空いた場所を隣の木の横枝が成長することで、今後少しずつカバーしていくことも考えながら剪定しています。

今の見た目だけでなく、これから枝がどのように育つかを見越して残す枝を決めることも大切です。

高さを整えながら枝を短く作る

幹を整理したあとは、生垣の高さと厚みを整えていきます。

今回の生垣では、前回剪定した位置を確認しながら、おおむね3m付近を目安として高さを合わせています。

ただし、すべてを一直線に同じ位置で切るのではありません。残せる枝の位置や強さを見ながら調整しています。

遠くまで張り出した枝は、できるだけ幹に近い位置まで戻し、短い枝で生垣を作っていきます。

遠くから伸びてきた枝で隙間を埋めてしまうと、その枝に覆われた木の枝が弱ったり枯れたりすることがあります。

一時的に少し隙間ができても、なるべくそれぞれの幹の近くで枝を作ることを意識します。

生垣の風通しを良くする枝の減らし方

生垣を薄くするときは、長さだけでなく葉の密度も確認します。

  • 強く伸びた徒長枝を整理する
  • 葉が濃く重なっている部分の枝数を減らす
  • 内側に良い葉がある場合は、その上を覆う枝を整理する
  • 隣の木の前まで長く伸びた枝は短く戻す

枝の数を減らすことで、生垣の内側まで光と風が入りやすくなります。

剪定後の映像では、剪定していない部分と比べて、内側が見えやすくなり、全体がすっきりした様子を確認できます。

太い幹を自分で間引くときの注意点

幹を抜く剪定は、枝先を切る作業に比べて判断が難しくなります。

一度太い幹を切ると元には戻せないため、切る前に離れた位置から全体を見て、どの幹を残すのか確認することが大切です。

迷う場合は、幹の間引きだけ専門家に依頼し、その後の細かな剪定を自分で行う方法もあります。

また、太い幹の切り口には、今回の作業では殺菌剤を塗布しています。

高所作業や太い枝・幹の切断は危険を伴います。無理に作業せず、自分で安全に行える範囲を判断してください。

生垣剪定は一度に全部終わらせなくてもよい

長い生垣を細かく切り戻していくと、剪定枝の量もかなり多くなります。

そのため、家庭で剪定する場合は、一気にすべて終わらせようとせず、少しずつ進める方法もあります。

動画では「1日1本」のように分けて作業する方法にも触れています。

同じ種類の木を何本か剪定していくと、1本目より2本目、2本目より3本目と、枝の見方や切り方にも慣れてきます。

作業そのものを楽しみながら、少しずつ生垣を整えていくのも一つの方法です。

アラカシ生垣の剪定でよくある質問

生垣は表面だけ刈り込めばよいですか?

今回のように幹や枝が密集して厚くなった生垣では、表面だけでなく、幹や枝の本数そのものを減らす方法があります。どこまで間引くかは木の状態を見ながら判断します。

幹を間引くと生垣に穴が開きませんか?

今回の剪定でも、一時的に空いた部分があります。その場所は周囲の横枝の成長を利用しながら、今後カバーしていく考え方で剪定しています。

どの幹を切ればよいか分からない場合は?

幹の間引きは判断が難しい作業です。幹同士の距離や接触、張り出す方向などを確認しますが、迷う場合は無理に切らず、専門家へ依頼することも検討してください。

生垣は少しずつ剪定しても大丈夫ですか?

今回の動画では、長い生垣を家庭で管理する場合、一気に作業せず少しずつ進める方法も紹介しています。剪定枝の処理や集中力を考えても、無理のない範囲で進める方法があります。

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アラカシ生垣は骨格を見直すと管理しやすい形を目指せる

毎年の生垣剪定が大変になってきたときは、毎年伸びる枝だけでなく、生垣の幹や骨格そのものを見直すという方法があります。

今回のアラカシでは、密集した幹を間引き、枝を短く切り戻しながら、生垣の厚みと高さを整えました。

今の形を整えるだけではなく、これから管理していくことまで考えて剪定する。それが今回の生垣更新の大きな目的です。

どの幹を抜くのか、どの枝を残すのかは文章だけでは分かりにくい部分もあります。実際の判断や剪定後の変化は、ぜひ動画でも確認してみてください。

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