モミジの夏剪定|東西南北・上下で変わる切り方を動画で解説
庭のモミジが大きくなってきて、「夏に剪定しても大丈夫?」「どの枝をどこまで切ればいい?」と迷うことはありませんか。
今回の動画では、一本のモミジを最初から最後まで剪定しながら、東西南北それぞれの方角や、上段・中段・下段によって切り方を変える考え方をじっくり解説しています。
夏のモミジ剪定で特に大切なのは、木全体を一律に切らないことです。枝の勢い、日の当たり方、葉の量を見ながら、強く切る場所と残す場所を判断していきます。
動画でモミジの夏剪定をじっくり確認
今回の動画は約40分。一本のモミジを実際に剪定しながら、上から下へ作業を進め、南側・西側・東側・北側と、それぞれの場所でどのように判断しているのかを紹介しています。
文章だけでは分かりにくい「どの枝の分かれ目まで戻るのか」「どのくらい葉を残すのか」「剪定後にどの程度透けるのか」といった部分は、ぜひ実際の映像でご覧ください。
動画を見る際は、次のポイントに注目していただくと剪定の考え方が分かりやすくなります。
- 上部・南側と、北側で剪定の強さをどう変えているか
- 枝を途中でぶつ切りにせず、どの分かれ目まで戻って切っているか
- 夏の剪定で、あえて枝葉を残している場面
今回のモミジは上部と南側が強く伸びていました
今回剪定したモミジは、上部や南側の枝が強く伸び、内側には光が届きにくくなっていました。
庭木として大きくなりすぎないようにするため、樹高を抑えながら、内側にも光と風が通る状態を目指して剪定していきます。
一方で、夏は葉が付いている時期です。樹形だけを優先して枝葉を減らしすぎるのではなく、必要な葉を残しながら整えることも今回の大きなポイントです。
夏のモミジ剪定は「全部同じように切らない」
一本の木を見ていると、すべての枝が同じ勢いで伸びているように感じるかもしれません。
しかし実際には、上部と下部、南側と北側では枝の伸び方や葉の状態が違います。そのため、同じ基準ですべてを切るのではなく、場所ごとに剪定の強さを変えていきます。
夏は葉の量を優先しながら、勢いの強い部分を抑え、弱い部分は残す。この考え方が今回の剪定の軸になります。
今回のモミジ剪定のポイント
1.まず上から剪定する
今回の作業は、木の上部から始めています。
上の枝を先に整理しておくと、全体の高さやボリュームを確認しやすくなります。特にトップは枝の勢いが強いため、庭で維持できる大きさを考えながら切り戻していきます。
最初から完成形まで一気に切るのではなく、まず控えめに切り、全体を見てから必要な部分を手直しする方法がおすすめです。
2.南側は強め、北側は残し気味に
今回のモミジでは、特に南側の枝が強く伸びていました。
勢いよく斜め上へ伸びている枝は、そのままにすると樹木がさらに大きくなりやすいため、枝の分かれ目まで戻って切り戻しています。
反対に、北側など日当たりの弱い部分は、南側と同じように強く切りません。葉の量や枝の状態を見ながら、残し気味に調整しています。
方角によって切り方を変えるところは、今回の動画でぜひ見ていただきたい部分です。
3.夏は葉を減らしすぎない
剪定では、戻り枝や絡み枝など、一般的には整理したくなる枝があります。
ただし夏の剪定では、樹形のルールだけを優先すると葉が少なくなりすぎることがあります。そのため今回も、葉量を確保するために、本来なら整理したい枝をあえて残している場所があります。
「不要枝だから全部切る」と考えるのではなく、今この木に必要な葉が残っているかを確認しながら判断します。
4.枝は分かれ目まで戻って切る
枝を短くしたいときは、途中で何となく切るのではなく、枝分かれしている位置までハサミを戻して切ります。
また、長い直線状の枝が目立つ場合も、枝分かれを利用して切り戻すことで、モミジらしい自然な枝ぶりを残しやすくなります。
実際にどの枝を選び、どの位置にハサミを入れているのかは、動画で確認していただくと分かりやすいと思います。
5.内側に光と風の通り道を作る
外側だけに葉が茂って内側が暗くなると、内側の枝が枯れ込んだり、間延びした樹形になったりすることがあります。
今回の剪定では、込み合った枝や枯れ枝などを整理しながら、木の内側まで光と風が通る空間を作っています。
仕上げでは、葉を残しながらも木の中に空が見え、全体がふんわりとした自然な印象になるよう調整しました。
初心者が注意したいこと
モミジを夏に剪定するときは、最初から強く切りすぎないことが大切です。
- 葉を減らしすぎない
- 最初は控えめに切って、あとから手直しする
- 北側など勢いの弱い部分を切りすぎない
- 脚立では無理な姿勢を取らず、何度でも掛け替える
- 太い枝を切った部分は、動画内では殺菌剤を塗布している
特に脚立作業では、あと少し手を伸ばせば届きそうでも、無理をしないことが重要です。今回の動画でも、作業場所に合わせて脚立を何度も掛け替えています。
よくある質問
夏にモミジを剪定しても大丈夫ですか?
今回の動画では、夏に剪定する場合の方法として、葉の量を優先しながら作業しています。
冬と同じ感覚で強く整理するのではなく、葉を残しながら、伸びすぎた部分を中心に調整していく考え方です。
モミジはどこから剪定すればいいですか?
今回の作業では上部から始めています。トップを先に整理すると、木全体の高さやバランスを確認しやすくなります。
上部をある程度整えてから、中段、下段へと進めていきます。
モミジは南側と北側で切り方を変えるのですか?
今回の木では変えています。
強く伸びている南側や上部は比較的強めに調整し、日当たりが弱い北側は葉の量を見ながら控えめにしています。一本の木でも、場所ごとの状態を見て判断することが大切です。
夏剪定では不要枝を全部取ったほうがいいですか?
今回の剪定では、葉量を確保するため、一般的には整理対象になる枝でも残している場所があります。
剪定の基本ルールだけで機械的に判断せず、その時期の木の状態を見ることがポイントです。
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まとめ
今回のモミジ剪定でお伝えしたいのは、一本の木を全部同じように切る必要はないということです。
上段・中段・下段、さらに東西南北それぞれの枝の状態を見て、勢いの強いところは抑え、葉を残したいところは控えめにします。
特に夏は、きれいな樹形だけを求めて葉を減らしすぎないことが大切です。まず木全体をいろいろな方向から観察して、それぞれの枝の役割を考えてからハサミを入れてみてください。
実際の枝の選び方や切る位置については、約40分の動画の中で一本のモミジを通してじっくり解説しています。ご自宅のモミジを剪定するときの参考にしていただければと思います。
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