心育て塾BLOG

終戦記念日に7歳の少女の体験記

2022.08.15 月曜日

終戦記念日に

いのち3 『いのちどんなものより尊い』

 

甲府空襲は7月6日夜中

家族8人で逃げ、親戚を頼りに終戦までの約1ヶ月を過ごした壮絶な体験記。思い出すのも辛いだろうけれど、どうしても今、書き残してもらいたかった。

生死どちらになってもおかしくない状況。

極限状態での純粋な少女の健気さに胸がいっぱいだ。

みんな『平和』を望んでいる。

 

その時母は、7歳。

諦めようとする祖母の手を引き、逃げる。

怖がる弟妹をなだめ、世話をする。

母と家族8人分の食料買い出し。

山へ行くときは妹をおんぶして、

お腹が空いて泣く妹には

道端に落ちているいくらか赤くなったすももを

歯で皮をむいて食べさせる。

名前も知らない草をとれるだけ採って帰り

毒でないものはすべて食べた。

 

8月15日終戦 玉音放送は疎開先の学校の校庭で聞いた。周りの大人は泣き伏している。

その中、ただ戦争が終わったと聞いて

 

『ばんざーい!!甲府に帰れるとただ嬉しかった』

 

何ヵ月かして甲府へ

友人、先生はみな死んだと思っていた。

みんな喜んでくれた。

甲府は家はところどころしかなく、

遠くまで見渡せた…

 

極限状態でもお握りに感謝し、

家族のためにと働く

自分も泣きたかっただろう 7歳の少女を

心からありがとうと抱きしめたい。

 

心育て塾は、やましたグリーンが『植木の里親活動』.SDGs推進を通して

人の心のあり方に寄り添いながら、

誰もが『必要』とする心の育ちに特化した

【メンタルヘルス部門】を立ち上げました。

 

共に新しい時代を創り、

生きる人材の育成、

あなたとのお繋がりを期待しています。

 

里親活動の様子、会社案内、剪定道などYouTubeで配信しております。ぜひご覧下さい。

お問い合わせ

植木の里親に関すること、植物に関することお気軽にご相談ください。

植木の里親公式LINE

QRコードを読み取って友だち追加!
友だち追加
ID

@753qrnzi