【初心者向けモミジの剪定方法と庭木のお手入れ
お庭のシンボルツリーとして人気のモミジ。
紅葉も美しいですが、健康な状態を保つためには日頃のお手入れ、特に剪定が大切です。
今回は、初心者の方でも簡単にできる、夏のモミジ剪定のポイントをご紹介します。
【夏の剪定の基本】
夏の剪定は、冬の剪定と違い、細かい枝を整えることが中心です。木の負担を減らすためにも、大胆に切り落とすのではなく、少しずつ手入れをするイメージで行いましょう。
1. 上の枝は強め、下の枝は軽めに
モミジの枝は、太陽の光を求めて上へ上へと伸びていきます。そのため、上の枝は少し強めに剪定して形を整えましょう。
一方、光が当たりにくい下の枝は成長が遅いため、軽めの剪定か、場合によっては剪定しなくても大丈夫です。
2. 込み合った部分をすっきりと
枝分かれしている部分や、枝が密集している部分は、風通しが悪くなりがちです。細い枝を手で取り除くだけでも、全体の印象がすっきりし、病害虫の予防にもつながります。
3. 枯れ枝はすぐに取り除く
枯れてしまった枝は、見つけたらすぐに切りましょう。枯れ枝を放置すると、木登り剪定の際に足を滑らせるなど危険な場合があります。
切り口が最小になるように注意して切ってください。
4. 伸びすぎた枝はコントロールする
勢いよくまっすぐに伸びてしまった枝は、先端を少し切ることで、そこから枝数が増えてより趣のある形になります。
これらのポイントを参考に、ご自宅のモミジの剪定に挑戦してみてください。ご自身で手入れをすることで、お庭の木への愛着も一層深まります。
美しい庭木は、日々のちょっとしたお世話から生まれるのです。
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